雅楽を田舎でやってみる: 想夫恋

2013/03/17

想夫恋


 想夫恋(そうふれん)
 教訓抄に「この曲、聟執(むことり)に奏す」とある。押田良久氏の本に、「仲国が月の明るい夜、馬に乗って、西の方へ行くと、亀山のあたりの松のこんもりとしたとおころから、琴の音が聞こえてきた。それは峯の嵐か松風か尋ねる君の琴の音かと不安に思って馬を早く走らせると、片折戸の中から琴の音が聞こえてきた。小督の局のひく琴の音で、その曲は何かと良く聞くと、「想夫恋」であったと書かれているようです。

 ようは恋しい人を想う曲だということみたいです。
 昔は時間の余裕があり、回りくどい言い方で男女が接点を探していたみたいですね。